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◆ インターネット物語 〜vol.6〜 ◆
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今回のテーマ:「レンタルサーバーで何ができるか」
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ホームページを出す場合、そのホームページを掲載する為のサーバーが必要です。このサーバーの選定は非常に大切な要素で、どれを選定するかによって、ホームページの基本的な要素が決まってしまいます。
またこの選定を誤ると、色々な問題が生じる場合があります。特に下表分類における、・自社サーバ、・ハウジングサーバー・専用ホスティングサーバー等の、自由度の高い高機能なサーバーを選定する場合には、よほど注意して使わないと、とんでもない失敗をすることがあります。
コンピュータシステムの失敗の多くは、ビジネスサイズとシステムサイズのミスマッチによるケースが多く見られます。そして殆どの場合がビジネスサイズより、システムサイズが大きすぎるケースです。技術者のソフトウエア技術の欠如と言うよりも、むしろ優秀で意欲的な技術者が犯す、いわば“勇み足”に類する失敗です。私にも、こんな理由による失敗がありました。
システムサイズは、ホームページに使われるコンテンツの量、即ち画像やデータベースのサイズ、情報処理テクニックの問題ではありません。トラヒック即ちアクセス数の問題です。アクセスが見込めないのに、過大なシステムを考えると、どんなシステムを作っても問題が発生します。
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Q:サーバーの種類にはどんなものがあるのか?
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上表のサーバ−について説明します。具体例として、NTTPCコミュニケーションズのWebARENAというレンタルサーバー、およびOCN、nifty、BIGLOBE等のプロバイダーのサービスを参考に、価格機能などについて紹介したいと思います。値段やサービスは日進月歩で変わります。また筆者の誤解やミスもあるかも知れません。各社のホームページ等でお確かめ下さい。
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Q:サーバーの具体的中身は?
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・自社サーバーは、自社内にサーバーを設置する方法で、ハードウエアおよびソフトウエアの全てをユーザーサイドで準備し、運用もすべて自社で行います。レンタルサービスが発達した現在、余程大規模なシステムか、あるいはインターネット関連のサービスを行う業者以外には、殆どみられません。また、・無料サーバーバーは、サーチエンジン会社等が無料で貸してくれるサーバーで、かなり制約が多く企業が業務用に使うことは、ほとんどありません。従って、この2つについては除外して説明をします。
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◆・ハウジングサーバー(例:WebARENA Symphony)
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ハウジングは、基本的には自社導入と同じ意味で、サーバーそのものは自社で用意します。自社導入との違いは、サーバーの設置場所の違いで、ハウジングは業者のサーバーセンターで預かって貰い、設置スペース(ラック)、空調、電源、セキュリティー、バックボーン回線等を借用し運営するもです。
WebARENA Symphonyがこの例で、利用者は大手プロバイダーやポータルサイト、その他超大規模なシステムを必要とする企業が利用しており、自由度が高く制約が無いため、高度なシステムを構成することが出来ますが、反面扱いは非常にやっかいで、運営費用も高く一般の企業にはお勧めできません。
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◆・専用ホスティングサーバー(レンタルサーバー):(例:WebARENA Solo)
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狭い意味でレンタルサーバーと呼ばれる、専用ホスティングサーバーは、具体例で言うとWebARENA Soloが該当します。このサーバーは、サーバーを自社で用意するのではなく、業者が用意したサーバーを丸ごと1台借り受けると言う物で、次に述べる「・共用ホスティングサーバー」と比べると、1台丸ごと占有して使うことが出来るため、かなり自由度も高くまた、ディスクサイズも数十GBバイトと大きく、複数の独自ドメインやデータベースを利用した検索、データ集計等、かなり高度なシステムを構築する事もできますが、値段はかなり高くなります。ここらが思案のしどころで、ややもすれば高価で扱いにくいシステムが出来上がってしまうことがあります。決め手は始めに述べたようにアクセス数で、ずばり言ってトップページへのアクセスが、1日当たり500にも満ない場合なら、無条件でおやめになった方が良いと思います。
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◆・共用ホスティングサーバー(例:WebARENA Suite)
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これが、私が一番お勧めしたいサーバーです。WebARENA Suiteに該当します。これは業者が用意したサーバーを共同で利用するやり方で、前述の@ABと比べると、かなり制約も多く使用できるディスクサイズもかなり小さくなります。WebARENA
Suiteの場合、基本50MB、最大300MBとなっています。そのかわり、値段も3,200円/月(基本:50MB)と、専用ホスティングとは比較にならないくらい安くなります。開発環境は提供された物しか使えませんが、システムの管理や運用は非常に楽になります。少し高度なシステムを構築したい場合でも、独自ドメインも可能で、PHPやPostgrereSQLも使えます。ディスクサイズは少し足りないかも知れませんが、300MBあると(私の試算では)4,000件程度の画像を含むデータベースは構築できると思います。この程度のサイズを前提にしてシステムを作ると、非常に軽くなり、使いやすいシステムを作ることができます。もしサイズが足りなければ、2つ使えば良いと思います。この選択は技術者の問題ではなく、経営者が判断選択することです。大工や左官は釘を打ったり、ノコギリを使ったり、壁を塗ることは上手です。しかしどんな家をつくるかは施主の問題です。
高度な技術や見栄にこだわってシステムを考えるよりも、アクセスアップ、注文や問い合わせの多いシステムを考えるべきではないでしょうか。技術者は時々これを勘違いすることがあります。
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サーバー種別
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ハウジング
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専用ホスティング
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共用ホスティング
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プロバイダ
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Symphony
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Solo
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Suite
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ocn,nifty,goo他
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ディスク容量
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設定自由
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18.2GB〜
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50MB〜
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10MB
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FTPディレクトリ
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設定自由
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設置可
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設置可(無制限)
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不可
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メール・アドレス
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設定自由
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設置可
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設置可(無制限)
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1個(追加有償)
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自作CGI他
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設定自由
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設定自由
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Perl、PHP
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不可
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データベース
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設定自由
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設定自由
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PostgrereSQL
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――――――
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独自ドメイン
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設定自由
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複数独自ドメイン可
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1独自ドメイン可
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独自ドメイン不可
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ハードウエア・設備
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ユーザーが設置
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業者が提供
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業者が提供
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業者が提供
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OS・その他
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ユーザーが設置
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業者が提供
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業者が提供
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業者が提供
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料金
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かなり高額(注1)
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73,000円/月〜
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3,500円/月〜
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プロバイダ付帯サービス
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上表のFTPディレクトリは、独自ドメインの下に自由に自由に、サブドメインを設ける方法です。独自ドメイン下にフォルダーを設けても、同様のことができますが、FTPでアップロードする際に、他のホームページが同居するために、操作をあやまると他のページにもダメージを与えてしまう事があります。
ここでいうFTPディレクトリは、プロバイダ等から許可されるサブドメイン(例:homepage1.nifty.com/realtime/)HTMLと同様、他のページとは独立して、ホームページが設定できるものです。上表の設定自由と言う表現は、その機能やソフトそのものを自由に設定できるという意味です。設置可は、機能やソフトは既に設定されており、その機能にしたがって設置できると言う意味です。また(無制限)はディスクサイズ範囲内で無制限と言う意味です。
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Q:ディスクサイズの注意点とは?
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さて、サーバーを選ぶ際に気になる事の1つに、ディスクサイズの問題があります。これから作ろうとしているホームページが、はたしてどれくらいのディスク容量を占めるかと言うことです。ディスク容量に一番影響するのは、商品写真等の画像です。多くの場合写真画像はデジカメやスキャナから取り込まれます。
デジカメで撮影された画像は、数百KB程度あります。スキャナの場合にはもう一桁多く1GBをこえる場合もしばしばです。しかし、このままホームページで使用することはまずありません。このまま使用すると、モニターの表示密度から考えても意味が無く、また色々問題があります。必ず加工して使われます。
1つの商品の表示は、通常一覧表示のための小さな(サムネイル)画像と、1品毎に表示するための拡大画像の組み合わせで使います。サムネイル画像は、数KB(2〜3KB)程度、拡大画像で数十KB(20〜30KB)程度に加工して使用します。

実際に公開されているホームページから考えてみると、大ざっぱに言って、ホームページに表示する商品数100品につき、10MB程度と考えれば、HTMLを含め十分まかなえると思います。
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資料提供: リアルタイムレポート(著者:藤崎正朗)
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